大阪桐蔭 168センチのFW西野が18分間で4トライ 「倍動いて低くなること意識」

 「全国高校ラグビー・2回戦、大阪桐蔭57-7鹿児島実」(30日、花園ラグビー場)

 大阪桐蔭が試合開始直後に先制を許すも、動じることなく得点を重ねて大勝した。前半2分、鹿児島実業のCTB今東勇翔主将(3年)のトライで先取点を奪われたが、すぐさま反撃。前半7分、中央ラックからFW中谷陸人(3年)が持ち出してトライを挙げ、コンバージョンキックも決まって同点に追いついた。

 その後、FW西野陽(3年)が前半14分の勝ち越しトライから、18分間で立て続けに4トライ。一気に点差を広げて勝機を高めた。身長168センチと小柄な西野は、「チーム一体となってつないでくれて、いい形でトライできて、流れを戻せました。(身長は)小さいですけど他の選手より倍動いて、低くなることを意識してます」とポリシーを明かした。

 丸刈りがトレードマークの西野の躍動を、綾部正史監督は「かわいい卵のようですけど、献身的によく走ってくれるし、コイツがいることでFWがまとまる」と称賛していた。

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