卓球女子の張本美和（１５）と、フィギュアスケートの世界ジュニア選手権女王の島田麻央（１５）＝ともに木下アカデミー＝が２６日、川崎市内で“同級生対談”を行った。

　１５歳の中学３年同士で初対面の２人は、一緒に卓球で交流。卓球経験が「ほぼない」という島田にコツを教え「めっちゃうまい！」と絶賛した。距離を縮め、張本が「（フィギュアは）目が回らないの？」と質問する場面も。島田は「慣れました」と答えた。

　世界のトップ選手と戦う逸材の２人。張本が「成長は感じるけどまだまだ。今は大人に挑戦する立場。これから追い越したい」と話せば、島田も「まだまだ足りないところがある」と、高い向上心をのぞかせた。

　島田は対談後に木下グループ本社で、同社の社員と交流した。今季の活躍を祝福し、自身が描かれたケーキを贈られ「すごい選手がケーキをもらっているのを見てうらやましかったので、うれしい」と笑顔を見せていた。