「ラグビー・リーグワン、静岡－神戸」（１７日、ヤマハスタジアム）

　ラグビーリーグワンの神戸が１５日、静岡ブルーレヴズ戦へ向けて神戸市内で練習の一部を公開した。９日の開幕戦（ノエスタ）では、三重ホンダヒートに８０－１５で快勝発進。２連勝へ向けてＷＴＢ山下楽平主将は「ホッとはしたけど、まだここがゴールじゃない。引き続き気を引き締めて、次の試合へ切り替えてゼロから頑張りたい」と力を込めた。

　初戦はＣＴＢで出場した日本代表の李承信は、ＳＯガットランドとの連係に確かな手応えをつかんだ。「ダブル・スタンドオフという意識でやったけど、いいコミュニケーションが取れたと思う。ガットランドは発言がシンプルで明確なので、自分も学ぶところが多かった」と振り返った。次戦へ向けては、ニュージーランド代表のレタリックから「先週の試合より、もっとハードワークをしないといけない」とゲキが飛んでいるそうで、「静岡は粘り強いチーム。開幕戦で出たディフェンスの課題も修正して、いい準備ができている。しっかり一戦一戦勝ち抜いていきたい」と連勝への意気込みを示した。

　また、日本代表の新しいヘッドコーチにエディー・ジョーンズ氏が就任したことについて「今は神戸のラグビーに集中しているけど、やはり（日本代表は）自分が目指すべき場所。エディーさんの求めるプランに応えられるような選手になりたい。世界的名将の指導を受けることで、自分のプレーの幅も広がると思う」と話した。