リーグワン 神戸12トライ80点圧勝発進 NZ代表2人も躍動!レタリック先制&サベア2トライ
「ラグビー・リーグワン、神戸80-15三重」(9日、ノエビアスタジアム神戸)
開幕し、昨季9位に沈んだ神戸は2部から昇格した三重に80-15で大勝した。BL東京は静岡を43-30で退け、トヨタはBR東京に15-8で勝利。相模原は花園に30-29で競り勝った。1部は12チームが各16試合のレギュラーシーズンを戦い、上位4チームが来年5月のプレーオフに進む。決勝は5月26日に行われる。
神戸が12トライ80点を奪い圧勝発進した。3季ぶりにチームに復帰し、共同主将を務めるニュージーランド代表のロック、レタリックがけん引。前半4分にゴール左へ飛び込み、先制トライを奪った。26-10で前半を折り返すと後半もチーム最初のトライを決めた。
「来日後忙しく、自分でそった」と頭髪をそり上げて臨んだ主将。プレーヤーオブザマッチにも選出され「FWがハードワークして出たトライなど、攻撃面はハッピーな結果」と合格点をつけた。
ニューフェースも躍動。ワールドラグビー15人制で年間最優秀選手に選ばれた同代表でフランカーのサベアが2トライ、SOガットランドが8本のコンバージョンゴールを決めた。後半38分にはFB山中が独走トライ。「あの時間帯でしんどいところで取り切れた」と自賛した。
リーグワン過去2シーズンで2敗だった開幕戦を初の白星発進。1万1419人を集めた「神戸新聞デー」の一戦で、ファンの大声援に背中を押された。昨年9位からの巻き返しへ申し分ないスタートだ。


