今季限り引退の堀江 ラグビーは「趣味です。楽しんでやっています。そういう状況はすごく運がいいなと思います」
ラグビー日本代表フッカー堀江翔太(37)=埼玉=が6日、埼玉県熊谷市内で会見し、今季のリーグワン(9日開幕)を最後に現役を引退すると発表した。
W杯にも4大会連続で出場した堀江は「よいラグビー人生を送れた」と晴れやかな表情。引退後は、主にアスリートのパフォーマンス向上とケガ防止を目的としたトレーニングの指導・普及に努めることを明かした。
帝京大から2008年に三洋電機(現埼玉)に入団。スクラムの中心としてチームを支え、リーグ戦MVPに3度、ベストフィフティーンには8度選出された。日本代表でも通算76キャップ。W杯には11、15、19、23年と4大会連続、通算16試合に出場した。
自身にとってラグビーとは何かという問いには「趣味です。僕にとってラグビーは趣味みたいなもので、すごく楽しんでやっています」と回答。「そういう状況はすごく運がいい。趣味で楽しみながらやって、ここにいさせてもらっている。天職だと思いますし、運がいいなと非常に思います」と笑みを浮かべた。
埼玉は開幕節で横浜(10日、熊谷)と対戦する。


