田中希実の母・千洋さん 愛娘の声援も受け95回目のフルマラソン完走 次回は来月のホノルルマラソン予定

 「神戸新聞社共催・神戸マラソン」(19日、神戸市役所前~ポートアイランド)

 東京五輪陸上女子1500メートル8位入賞の田中希実(24)の母、田中千洋さん(54)がゲストランナーとして参加し、3時間32分6秒でゴールした。

 千洋さんにとって今年8月の北海道以来、95回目のフルマラソン。昨年の3時間43分21秒を大きく更新するタイムに「最低でも4時間は切りたかったので」と、胸をなで下ろした。

 大会ゲストを務めた希実が、スタート地点でランナーたちに声援を送った中での完走。愛娘からは15キロ付近と、折り返し地点の前後あたりで声援を受けた。レース前には「完走して。走りきって」と背中を押されていた。

 千洋さんにとって、神戸マラソンは2013年の第3回大会で優勝。1997、2003年には北海道マラソンを2回制している。自己ベストは2002年名古屋国際女子(現名古屋ウィメンズ)の2時間29分30秒。現在も自分のペースで走り続けている。

 次は来月10日のホノルルマラソンに挑戦する予定。右ふくらはぎに慢性的な痛みを抱え、約3週間後のレースになるが「初マラソン(1994年)でもあり、初めて3時間を切ったマラソン(2時間59分59秒)」と、思い入れのある大会へ意気込みは強い。

 節目の100回目まで、あと5回となった。「100回目をどこにしようかと。タイムは本当は3時間30分以内でいきたい」。目標があるから頑張れるという。

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