佐渡ケ嶽審判部長 貴景勝の綱とりに見解「最後まで見てみないとわからない」

 「大相撲九州場所」(12日初日、福岡国際センター)

 取組編成会議が10日に開かれ、2日目までの取組が決まった。東前頭筆頭の朝乃山(29)=高砂=は「左腓(ひ)腹筋損傷のため、9日より21日間の安静加療を要す」との診断書を提出し、初日から休場することになった。秋場所で4度目の優勝を飾った貴景勝は、初日に小結北勝富士(八角)、2日目に正代(時津風)と対戦する。春場所後に右膝を手術した元関脇の幕下若隆景(荒汐)は初日に嘉陽(二所ノ関)との対戦が組まれ、4場所ぶりの復帰が決まった。

 佐渡ケ嶽審判部長(元関脇琴ノ若)が取組編成会議後、貴景勝の今場所での綱とりに関する見解を述べた。秋場所は11勝4敗の優勝とあって「最後まで見てみないとわからない。今、どうのこうのはない」と、これまで通り慎重な言い回しに終始。「審判部としては本当に最後まで見てみないと。あとはみんなで決めること。変化ではなくて、貴景勝らしい突き押し相撲が出れば」と期待を込めた。

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