4連覇狙う駒大が2区も首位キープ 2年生の佐藤圭汰が従来記録11秒上回る圧巻区間新 青学大が8位→2位に浮上 東農大は怪物1年前田で4位浮上 

 「全日本大学駅伝」(5日、熱田神宮~伊勢神宮=8区間106・8キロ)

 2区を終え、4連覇と2季連続の大学三大駅伝3冠を狙う駒大が首位をキープした。

 1区では赤津勇進(4年)が先頭でたすきを渡すと、2区は昨年“怪物ルーキー”として注目された佐藤圭汰(2年)が先頭を守り、独走状態に。従来の区間記録を11秒上回る31分1秒の区間新記録で、3区の篠原倖太朗(3年)にたすきをつないだ。

 駒大は7区に主将の鈴木芽吹(4年)、8区に山川拓馬(2年)を配置。藤田敦史監督(46)は「どんなレースでも対応できるように仕上げられた。7区、8区には絶対的な自信がある」と強気に話していた。

 佐藤は「最初スタートしてちょっと体が重いなと感じたけど、中盤以降に安定したペースで刻めて、最後は自分の中でいい感じに上がったので良かった」と振り返った。テレビ朝日の中継にゲスト登場した駒大OBの田沢廉(トヨタ自動車)は「有言実行。走る前に区間賞と区間新を出しますと言ったので。その通り走ってくれた。おめでとう」とねぎらった。

 1区で先頭から8秒遅れの8位だった青学大は黒田朝日(2年)が猛追。こちらも区間新の31分9秒で区間2位となり、チームを16秒差の2位に順位を押し上げた。

 また、東農大は箱根駅伝予選会で日本選手トップだった“スーパールーキー”前田和摩(1年)が従来の区間記録を上回る31分11秒とエース区間で堂々の区間3位の記録をマークし、4位に浮上した。

 3位は早大、5位には中大がつけた。

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