9年連続全日本選手権切符目指す本田真凜SP51・84点の4位でフリー進出、「宇野さん」から熱いメッセージも

 華麗な演技を披露する本田真凜(撮影・佐々木彰尚)
 華麗な演技を披露する本田真凜(撮影・佐々木彰尚)
 ジャンプの後、バランスを崩す本田真凜(撮影・佐々木彰尚)
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 「フィギュアスケート・東日本選手権」(3日、テクノルアイスパーク八戸)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、9年連続全日本切符がかかる本田真凜(22)=JAL=は51・84点で、4位に入り、上位24位以内による4日のフリー進出を決めた。

 本田はポニーテールに白と水色のグラデーションの衣装で登場、冒頭の3回転ループ-2回転トーループの連続ジャンプを着氷。続くダブルアクセル(2回転半ジャンプ)も降りたが、最後の3回転トーループは着氷が乱れ、手をついた。SP曲「Faded」にのり、豊かな表情で舞った。

 演技後は右手で頭をぽんとたたいて苦笑い。「本当にミスをしないぐらいまでジャンプの成功率が今回は上がっていて、最後のジャンプがわざわざ自分から手をつけにいったぐらいで、それがすごく悔しいですしもったいないと感じた」と振り返った。ただ、「最低限はできた」とも話した。

 今大会は全日本選手権(12月、長野)の代表選考会を兼ねており、上位5人が進出する。本田は今季初戦となった9月の東京選手権で12位となり、東日本選手権への出場を決めていた。9年連続の全日本選手権出場へ、「フリーの方がショートより自信を持っている。(枠は)例年より少ないと思うけど、自分の力を発揮できれば絶対にいけると思う」と力強く語った。

 大会を生中継した「FOD」では、解説の鈴木潤さんが「僕の友だちの宇野さんという方から」と前置きして真凜について言及。「とても素晴らしいスケーターです。特に表現者という面では音楽の情景を体で表し、人を引きつける演技を見せてくれます」と、競技者として評価する熱いコメントを披露した。

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