熱海富士 秋巡業の稽古で鼻血も人気にニッコリ「自分の相撲を見て下さっているんだなと。うれしい」

 ファンにサインする熱海富士(右)
 ぶつかり稽古で朝乃山(右)の胸を借りる熱海富士
 土俵下で鼻血を拭く熱海富士
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 大相撲の秋巡業が4日、東京・大田区総合体育館で始まった。秋場所で最後まで優勝を争って敢闘賞を受賞した幕内熱海富士(伊勢ケ浜)は、写真撮影をねだるファンに囲まれるなど大人気。しこ名を呼ぶ声も多く「みんな自分の相撲を見てくださってるんだなと。声をかけてくださってうれしい」と目尻を下げた。

 秋場所後は静岡の母校・飛龍高への訪問やイベント参加など大忙し。「少しでも空いた時間を見つけて休んでいた」という。

 この日は王鵬との申し合いで鼻血を出す場面も。番数自体は2番と少なかったため「もうちょっとやらないと」と反省し「体が持つ限り。でも、無理はしないように。今場所で出た課題をしっかりつぶしたい」と、巡業で稽古を重ねていく意欲をみせた。

 秋場所の快進撃と愛らしい笑顔で注目度は一気にアップ。それでも「感覚自体は変わっていない」と冷静に受け止め「今のままじゃ全然ダメ。もっと強くなりたい。上位で通用するようになりたい」と、幕内中位に番付を上げる九州場所(11月12日、福岡国際センター)に目を向けた。

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