大相撲の元横綱白鵬の宮城野親方が２９日、都内で３０日から開催される写真家・緒方秀美氏の写真展「横綱白鵬」の会場を訪問した。

　横綱に昇進した２００７年から６３連勝を記録した１０年までに撮影された作品が展示され、最大のものは縦２・７メートル×横７・５メートルの迫力。宮城野親方は「いや～、すごい」と第一声で感嘆し、記憶をたどりながら一つ一つをじっくりと観賞。「いい体してるね。十数年ぶりによみがえってきた」と懐かしんだ。

　緒方氏は「その時代の横綱白鵬のエネルギーを写真に残せたのがうれしい。このエネルギーを届けたいと思った」と写真展開催の経緯を説明。宮城野親方は「感謝ですね。相撲ファンが楽しんでもらえたら」と願った。

　写真展は、東京・渋谷のＹＵＧＥＮ　Ｇａｌｌｅｒｙ（ユーゲンギャラリー、東京都渋谷区渋谷２－１２－１９　東建インターナショナルビル３Ｆ）で、３０日～１０月５日（午後１時～７時、最終日のみ午後５時終了）まで開催される。