伯桜鵬が相撲教習所を卒業 左肩手術からリハビリ中も前向き「半年後、来年、再来年の自分の姿は想像できている。すごく今は楽しみ」
大相撲の幕内伯桜鵬(宮城野)が28日、両国国技館で行われた相撲教習所の卒業式に出席した。1月末の入所から8カ月。「教習所に初めて来た時のことを思い出して、本場所より緊張していたなと。素直に卒業してうれしい」と感慨を口にした。
8月31日に左肩を手術して秋場所を全休。脱臼癖があった中学1年時からの古傷が悪化し、名古屋場所中には3度も脱臼したという。手術後は3週間固定。現在の状況を「肩の動く範囲でリハビリをしている。肩の細かい筋肉を取り戻している」と説明した。
年内復帰は絶望的で、幕下以下に番付を落とすことは確実。秋場所では、1学年上の熱海富士が優勝にあと一歩に迫った。ただ、伯桜鵬の視線は前を向いている。「自分が今やるのは体をしっかり治すこと。夢をかなえるために手術したので」と冷静そのもの。「大ケガをして復帰された方はたくさんいる。照ノ富士関は大ケガから復帰して、横綱になられた。(自分は)こんなので、くよくよしていられない」と復活への意欲をたぎらせた。
初土俵から所要1場所で新十両に昇進し、所要3場所で新入幕を果たした名古屋場所では千秋楽まで優勝を争った“令和の怪物”。スピード出世は小休止となったが「半年後、来年、再来年の自分の姿は想像できている。苦しいというよりすごく今は楽しみ」と力強かった。





