霧島 先場所教訓にメリハリ調整「休みをとりながら」 若元春と三番稽古で抜群のスタミナ披露

 「大相撲秋場所」(9月10日初日、両国国技館)

 大関霧島(27)=陸奥=が30日、東京都中央区の荒汐部屋に出稽古し、関脇若元春(荒汐)と三番稽古を行った。連続18番で13勝5敗と貫禄を示し、最後の数番は息を整える間を挟まない“待ったなし”でとって抜群のスタミナも披露。苦しげに顔をゆがませた若元春とは対照的に「最後ちょっと2人で盛り上がってきて“待ったなし”で。これから徐々に体を作っていく」と涼しい顔を振り返った。

 初のかど番で臨む秋場所へは、メリハリをつけた調整を重視する。新大関だった名古屋場所は右あばら骨のケガで初日から休場。4日目から途中出場も負け越した。場所前に調子を落とした際、師匠から自重するように言われても出稽古してケガを悪化させただけに「そこで失敗した。親方の言うことは聞かないと」と反省。「これから体が疲れてくる。そこで休みをとりながらやっていこうかな」と同じ轍(てつ)は踏まないことを誓った。

 先場所痛めた箇所も「全然痛みはない」と不安なし。苦い経験を教訓に、かど番脱出につなげる。

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