ロコ・ソラーレが氷上練習 藤沢五月は笑顔で声掛ける 27日準決勝へ30分の入念調整

 笑顔で練習を行う藤沢五月(撮影・田中亜実)
 練習を行う吉田知那美(撮影・田中亜実)
 練習を行う鈴木夕湖(撮影・田中亜実)
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 「カーリング・アドヴィックスカップ」(26日、アドヴィックス常呂カーリングホール)

 北京五輪銀メダルで今季初の大会に臨むロコ・ソラーレが25日の準決勝に向けて30分の氷上練習を行った。

 午後14時半過ぎ。チームはスキップの藤沢五月、リードの吉田夕梨花、セカンドの鈴木夕湖、サードの吉田知那美、リザーブの石崎琴美、小野寺亮二コーチ、ジェームス・ダグラス・リンドコーチの6人で氷上に登場した。互いに声を掛け合いながら入念に氷の感触を確かめた。藤沢は笑顔をのぞかせる場面もあった。

 ロコ・ソラーレは24日に今季初戦に挑み、札幌国際大を5-4で下していた。チームは2戦目でSTRAHLに7-1で快勝し、2連勝で27日9時からの準決勝進出を決めていた。

 昨季はアジアとオセアニア、米大陸から9カ国・地域が参加した新設の国際大会のパンコンチネンタル選手権で初優勝。その後、日本勢として男女通じてワールドツアー最高峰のグランドスラム大会で初優勝を飾ると、日本選手権も制すなど活躍した。ただ、シーズンの締めくくりとなる世界選手権は準決勝進出を懸けたプレーオフで敗戦。それだけに藤沢は、今季は「世界選手権に向けてしっかりピーキングを合わせたい」と話していた。

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