村竹ラシッドがパリ五輪参加標準突破 13秒18で優勝 2位野本周成も ナイトゲームズ・イン福井

 13秒18で優勝した村竹ラシッド
 男子110メートル障害決勝で優勝した村竹ラシッド(右)
 13秒20で2位の野本周成
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 「ナイトゲームズ・イン福井」(福井県営陸上競技場)

 男子110メートル障害では、昨年の世界選手権(オレゴン)代表の村竹ラシッド(順大)が来年のパリ五輪参加標準記録(13秒27)を上回る自己ベストの13秒18(追い風0・9メートル)で優勝。2位の野本周成(愛媛陸協)も13秒20で同参加標準を突破し、ともに大会記録を更新した。

 村竹は、来月の世界選手権(ブダペスト)の参加標準記録を突破していたが、4月29日の織田記念国際で左脚を肉離れ発症。その後、レースから離れ、6月の日本選手権も欠場した。3カ月ぶりの復帰戦で「とりあえず2本しっかり走り切れて安心した」と胸をなで下ろした。

 今大会は、予選で13秒38(追い風1・7メートル)を出し、予選トップの記録で決勝に進んだ。決勝では、最後まで野本と競り合い「競り合うのに必死でタイムは考えていなかった」と苦笑い。負傷後は「1、2カ月は走ることもままならなかった」と言い、本格的に走り始めたのは数週間前だというが、ダイナミックなハードリングは健在。「リハビリもしっかり頑張ってきたつもり。結果が出てよかった」と話していた。

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