高橋、5勝目で新十両確実 同部屋で日体大後輩・大の里とW昇進への気持ち「すごくあった」

 「大相撲名古屋場所・千秋楽」(23日、ドルフィンズアリーナ)

 西幕下4枚目の高橋(二所ノ関)が十両英乃海(木瀬)を寄り切って5勝目を挙げ、秋場所の新十両昇進を確実にした。

 もろ差しを許して寄られたピンチを何とかしのぐと、右を巻き替えて自分の体勢に。左上手も引きつけて寄り切った。大きな白星に「まずうれしいのと、緊張感から解放された感じ」とホッとした表情を見せた。

 関取昇進を左右する大一番。「過去最大に緊張しました」と苦笑しながら明かすと、寄り立てられた場面は「これを残らないと、死んじゃうんじゃないかという気持ちで残りました」。素直な言葉で必死だった心境を打ち明けた。

 14日目に4勝目を挙げた同部屋の幕下大の里は、新潟・海洋高、日体大の1学年後輩。「いけます。大丈夫です」と声をかけられたといい「それでだいぶ気持ちが楽になった」と感謝した。これでそろって新十両昇進が確実。「一緒にという気持ちはすごくあった」と、切磋琢磨(せっさたくま)する後輩とのW昇進を手繰り寄せたことを喜んだ。

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