北口榛花 63メートル72で優勝「勝てて良かった」 新投法を試す余裕の試合運び
「陸上・ゴールデンスパイク」(27日、オストラバ)
国際大会の女子やり投げは昨年の世界選手権銅メダリストの北口榛花(JAL)が63メートル72をマークして優勝。男子110メートル障害では泉谷駿介(住友電工)が13秒37で4位だった。同棒高跳びは世界記録保持者のアルマント・デュプランティス(スウェーデン)が今季世界最高の6メートル12で制した。
北口は1投目で60メートルを超え、2投目にこの日最高の63メートル台を出す絶好の滑り出し。いずれもファウルだった残り4投は、思い切り腕を振る新たな投げ方に挑戦する余裕の試合運びだった。2大会連続のメダル獲得を目指す8月の世界選手権(ブダペスト)へ向け、まだ試行錯誤の段階。「勝てて良かった」と喜びつつ「腕の振りに対して、どう(タイミングを)合わせていくかができていない。修正できたらいい」と30日のローザンヌ(スイス)でのダイヤモンドリーグを見据えた。





