ミズノが寝具に参入 スポーツ用品技術活用で熟睡サポート 陸上・飯塚翔太も寝心地に太鼓判「かかとまでハマる」

 大手スポーツ用品メーカーのミズノが寝具市場に本格参入する。6日、都内で睡眠用品の新シリーズ「MIZUNO SLEEP」の記者発表を行い、スポーツ用品開発のノウハウを活用したマットレスや敷きパッドをお披露目した。2025年の10億円を目標に開発を強化していくという。

 同社はこれまでもスポーツ用品のノウハウを生かしてマスクなどの生活用品も手がけてきたが、さらに睡眠分野にも展開する。主軸となるマットレスは、高い通気性や高反発素材により快適な睡眠をサポートするほか、水洗いも可能。また、敷きパッドは、東京五輪のウエアでも用いた速乾素材を転用し、高い通気性とシャリ感のある独特のさわり心地を実現したという。

 イベントに参加した陸上男子短距離で16年リオデジャネイロ五輪400メートルリレー銀メダルの飯塚翔太(31)=ミズノ=は、新商品を体験した上で「フィット感があって、寝たときに寝相にハマる。圧分散されているのがすごく分かる。かかともハマるのがすごい。(マットレスが)部位に分かれて形状が違うのが分かる。大きい僕の体でもすごく安定している。体が浮かんでいるような不思議な感覚」と太鼓判を押した。

 185センチ、80キロのトップアスリートとあって、遠征先のホテルなどでは、マットレスによって寝るポジションを探すというが、「一発で(体に)ハマり、安定感がある。体が重いので(マットレスは)支えてくれるのは重視しているが、(薄い)見た目以上に僕を支えてくれるのでビックリしている。遠征先にも持っていけたらありがたい」とうなずいていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス