幕内復帰の朝乃山は初日に千代翔馬と対戦 目標は「2桁以上、絶対勝ちます」 大相撲夏場所

 ぶつかり稽古で胸を出す朝乃山(右)
 重りを肩に担ぐ朝乃山
2枚

 日本相撲協会は12日、大相撲夏場所(14日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、2日目までの取組を決めた。

 9場所ぶりに幕内復帰した元大関の朝乃山(高砂)は、初日に千代翔馬(九重)、2日目に剣翔(追手風)との対戦が決まった。都内の高砂部屋での稽古後に取材に応じ「千代翔馬関は相撲が速い。スピード勝負じゃないですか。しっかり相手を見て攻めて、自分の形になれるように。剣翔関は自分より体重が重たい。あとは思い切ってやるだけ」と印象を口にした。

 この日は黒の締め込み姿で、四股などの基礎運動中心。相撲は取らず、幕下以下の力士に胸を出すにとどめた。10日までは時津風、伊勢ノ海、放駒の各部屋を訪れ、積極的に出稽古を活用。「いい準備ができた」と仕上がりに自信を見せた。

 9場所ぶりの幕内は東前頭14枚目。通常なら上位との対戦は組まれないだけに「連勝していけば上と当たるし、取組の時間も遅くなる。連勝を続けたい。勝っていけば優勝争いに絡んでいける」と目線を上げる。いきなり優勝を争う可能性も十分。「2年ぶりの幕内だし、楽しみでもあるけど、成績を残さないといけない。2桁以上は絶対勝ちます」と力強く目標を宣言した。

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