日本記録ならず号泣の松田瑞生 「みずきの記録はみずきが切って」野口みずきさんからの激励に発奮「本当にうれしい」

 走り終えて涙を拭く松田瑞生(撮影・堀内翔)
 走り終えて悔しそうな表情を見せる松田瑞生(撮影・堀内翔)
 記者会見では笑顔を見せる松田瑞生(撮影・堀内翔)
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 「東京マラソン」(5日、東京都庁前~東京駅前)

 女子は東京五輪マラソン補欠の松田瑞生(27)=ダイハツ=が2時間21分44秒で日本人トップの6位に入った。

 中間地点までは野口みずきさんが持つ日本記録(2時間19分12秒)を超えるペースで快走。ただ、その後はペースが徐々に低下して更新はならなかった。「今まで日本記録を出してきた選手は本当に心も体も強かったんだろうなと思う。それだけの努力を自分ももっともっとしていかないといけない」。ゴール後は涙を流して、悔しがった。

 会見ではレース後に野口さんから「みずきの記録はみずきが切ってよ。私が今まで日本記録を出すときにやってた練習とか伝授するからまた頑張って」と激励を受けたことを告白。松田は「本当にうれしくて。その期待に応えられるように、頑張りたい気持ちが本当に強い」と、笑顔を見せた。

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