八村塁 レーカーズ初先発で日本人対決 16得点も渡辺雄太所属のネッツに黒星
「NBA・ネッツ121-104レーカーズ」(30日、ニューヨーク)
レーカーズの八村塁(24)は敵地ニューヨークで渡辺雄太(28)のネッツ戦に今シーズン初めて先発出場し、16得点、4リバウンドだった。渡辺は途中出場で12得点、1リバウンド、2ブロックをマークした。試合はネッツが121-104で勝った。
名門レーカーズでの初先発は日本人対決の一戦で実現した。看板選手ジェームズらを欠く中、八村には勝利に導く活躍が求められたが及ばなかった。16点をマークするも、攻守で奮闘した渡辺のネッツに屈し「久しぶりにスターターになったけれど、リズムに乗れなかった」と声を落とした。
この日の朝に先発を告げられ「よし、やろう」と闘志を高めた。こぼれ球をねじ込んでチームの先制点を挙げるなど、序盤は積極的に攻めた。ただ、得意のミドルシュートを続けて外し、渡辺との1対1でも突破を阻まれるなど次第に失速した。
移籍3戦目でチームの戦術を学びながら臨んでいる。期待された攻撃力の高さを新天地ではまだ発揮できておらず「もっとアグレッシブにやらなきゃいけない」と声を絞り出した。
一方、渡辺は3点シュートや守備で貢献。優勝を目指すチームで今季大きく飛躍し、貴重な働きを続けている。「チームのピースとしてプレーできるようになったという成長を感じた」と胸を張った。





