みまひなペア史上初の5連覇「これからも連覇続けたい」伊藤美誠も笑顔で締めくくり

 女子ダブルスで5連覇を達成した早田ひな(左)&伊藤美誠ペア(撮影・佐々木彰尚)
 女子ダブルスで5連覇を達成した伊藤美誠(左)&早田ひなペア(撮影・佐々木彰尚)
 女子ダブルスで5連覇を達成した伊藤美誠(左)&早田ひなペア(撮影・佐々木彰尚)
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 「卓球・全日本選手権」(28日、東京体育館)

 女子ダブルス決勝が行われ、伊藤美誠(22)=スターツ、早田ひな(22)=日本生命=組が成本綾海、井絢乃組(中国電力)を3-0で退け、史上初の5連覇を達成した。男女、混合を通じダブルスでの連覇記録は4大会が最高だったが、前人未到の大記録となった。

 “みまひな”が史上最強ペアを証明する金字塔を打ち立てた。準決勝は佐藤瞳、橋本帆乃香(ミキハウス)のカットペアを3-1で攻略。決勝も早田のドライブと伊藤のスマッシュを中心にポイントを重ね、相手に付けいる隙を与えなかった。

 早田は「初めて優勝してからもう5年もたつんかという感じ。常に美誠が隣にいてくれて、どんなときでも一緒に戦ってくれて、長いようであっという間の5年間だった。こういう形でまた優勝することができてうれしい」と声を弾ませ、「これからも連覇を続けていきたい」と宣言した。

 シングルスでは前日、前年覇者の伊藤がまさかの6回戦敗退となった。もどかしさと悔しさで涙も見せたが、一夜明けて心機一転。早田とコミュニケーションを取りながら時折表情を緩めてプレーし、最後は座り込みながら打ったスマッシュで勝負を決め、驚いた顔で2人でタッチしながら喜びに浸った。

 笑顔で大会を締めくくった伊藤は「自分の中では苦しい状態だが、焦らず、あまり人のことは気にせず自分がやるべきことをやって、パリ五輪に向けて頑張れたらいい。海外の試合でも国内の試合でも結果を出すことが大事。自分自身のペースで頑張っていけたらいい」と語った。

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