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朝乃山が１敗対決制し単独トップ１２勝目「自分との戦い」１４日目にも十両優勝決定

　金峰山（右）に攻められるも、１敗を守った朝乃山（撮影・伊藤笙子）
　金峰山（左）に攻められるも土俵際で踏ん張り、１敗を守った朝乃山（撮影・伊藤笙子）
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　「大相撲初場所・１３日目」（２０日、両国国技館）

　元大関で十両に復帰した朝乃山（高砂）が金峰山（尾上）との１敗対決を制し、単独トップの１２勝目を挙げた。

　一回り体格の大きい金峰山の力強い突きに押し込まれたが、土俵際でなんとか突き落とした。物言いが付いたが、軍配通りの結果で決着。朝乃山は「相手の突きを受けるだけの形になりましたのでそこは反省点ですし、あの突き落としも思い切ってやった結果です」と振り返った。

　２敗の大翔鵬が敗れたため、１４日目にも十両優勝が決まる。来場所の幕内復帰にも望みをつないだ。優勝争いを大きく左右する一番を制し、「また明日から切り替えて集中してやっていきたい。周りのことは別に意識せず、自分との戦いです」と意気込んだ。

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