山本草太 復活の「金」 タイトル獲得で「目標を一つ一つ達成できている実感がある」

 「世界ユニバーシティ冬季大会・フィギュアスケート」(15日、レークプラシッド)

 男子は山本草太(23)=中京大=がSPに続きフリーも1位の合計274・86点で金メダルを獲得。壷井達也(シスメックス)が合計243・82点で2位に入った。

 3度の手術からはい上がり、7年ぶりの国際総合大会で頂点に立った。2016年冬季ユース五輪を制した翌月に右足首を骨折した山本は、長いトンネルに迷い込み、一時は引退も考えた。「悔しい経験もしてきたが、今につながっている。目標を一つ一つ達成できている実感がある」。復活劇が続く今季、ついにタイトルをつかみ取った。

 フリー冒頭のサルコーが2回転になり「大丈夫かな」と不安がよぎったが、ここから4回転トーループを立て続けに成功。「表現の部分もすごく意識して演じられた」と演技点も断トツだった。昨年12月のグランプリ・ファイナル2位に続く国際舞台での好成績で、3月に初出場する日本開催の世界選手権へ期待も膨らむ。

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