荒汐親方が若隆景&若元春に期待「ちょうど力が出る年」兄弟大関望むのファンの声に
大相撲の荒汐親方(元幕内蒼国来)が、初場所初日の8日、両国国技館内の相撲博物館で行われたトークイベントに登場した。
今場所は弟子の若隆景と若元春が兄弟同時三役に。来場者から兄弟大関実現の可能性について質問された荒汐親方は「大関になるには、これからの稽古と相撲の成長だと思う。毎日の稽古、普段の生活をしっかりやったうえで、成績は後からついてくるとこの世界では言われる。ちょうど彼らは今年、来年は力が出る年。精いっぱい日々やることが大事だと思ってやらせている」と期待を込めた。
昨年春場所で若隆景が初優勝を飾り、部屋から優勝力士が誕生。荒汐親方は「先代がいつもこの部屋から優勝力士を出したいと口にしていたので、ちょうど20周年の節目に優勝力士がでるとは、私も先代も正直驚きましたし、みんなで喜びました」と振り返った。