貴景勝 看板力士の責任果たす 照ノ富士3場所連続休場で佐渡ケ獄審判部長「大関の責任を」

 「大相撲初場所」(8日初日、両国国技館)

 日本相撲協会は6日、取組編成会議を開き、2日目までの取組を決めた。昨年10月に両膝を手術した横綱照ノ富士(31)=伊勢ケ浜=は休場が決まった。昨年秋場所から3場所連続15度目。大関貴景勝(26)=常盤山=は初日に新小結若元春(荒汐)、2日目に翔猿(追手風)と顔を合わせる。先場所優勝の平幕阿炎(錣山)は初日に新小結琴ノ若(佐渡ケ獄)、2日目に若元春と対戦する。十両以上の初日からの休場者は、照ノ富士、新型コロナウイルス対策ガイドライン違反で1場所出場停止の平幕逸ノ城の2人。

 125年ぶりとなる1横綱1大関の場所で横綱が休場し、貴景勝が看板力士の責任を一身に負う。初日に若元春、2日目は先場所敗れた翔猿と対戦。佐渡ケ獄審判部長(元関脇琴ノ若)は「相撲がだいぶ良くなってきている」と復調を認め「今場所は一人大関だけど、大関の責任を果たしてほしい」と求めた。

 貴景勝は先場所12勝3敗で優勝決定ともえ戦に進出。場所後の横審では、今場所ハイレベルの優勝で綱取りの可能性も出てくる見解が示されたが、この日の佐渡ケ獄部長は「今のところ何とも言えない」と話すにとどめた。

 また、4関脇4小結は61年ぶり。佐渡ケ獄部長は「関脇、小結が元気なので期待はしたい」と盛り上げ役に指名した。

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