2022.12.24

“中野組”三人娘がフリー最終組でしのぎ削る　フィギュアスケート全日本選手権

拡大

　「フィギュアスケート・全日本選手権」（２４日、東和薬品ラクタブドーム）

　夜の女子フリーに向けた午前の公式練習が行われた。最終組には、ショートプログラム（ＳＰ）首位の坂本花織（２２）＝シスメックス、ＳＰ２位の三原舞依（２３）＝同、ＳＰ５位の三宅咲綺（２０）＝岡山理大＝の３人がそろって調整。神戸を拠点に中野園子コーチ、グレアム充子コーチ、川原星コーチの指導を受ける“中野組”の三人娘が、フリーでしのぎを削る。

　坂本は、曲をかけた練習でミスもあったが、フリップ－トーループの連続３回転や３連続ジャンプなどを念入りに確認。３・０９点差で追う三原も、ルッツ－トーループの連続３回転などで着氷した。

　三宅は今春、岡山から拠点を移し、中野コーチの門下に入った。昨年はフリーに進めなかったが、今年はＳＰ５位発進で、最終組に入る躍進を見せている。

　女子フリーは、２４日１７時からで、最終組は２０時１５分にスタートする。