紀平梨花 SPで今季自己ベスト64・07点 片手側転を解禁「絶対に入れたかった」

 「フィギュアスケート・GPフィンランド大会」(25日、エスポー)

 開幕し、女子ショートプログラム(SP)が行われた。18年グランプリ(GP)ファイナル覇者の紀平梨花(20)=トヨタ自動車=は、今季自己ベストの64・07点だった。

 紀平は冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を着氷すると、続く3回転サルコー-3回転トーループの連続ジャンプも降りた。最後の3回転ループは着氷が乱れたが、片手側転を披露し、会場を盛り上げた。

 右足首の疲労骨折で昨季は全休。9月の中部選手権で復帰し、GPシリーズでは10月のスケートカナダで5位だった。今大会では封印していた片手側転も解禁。「(練習し)はじめはそこで失敗したらどうしようと自信はなかったんですけど、『これは絶対に入れたい』」と強い思いで実現させた。

 「今はとにかく早くいい演技をして、もっともっと高い点数を取りたい思いが強くなってきた。前回は試合に出られてること自体うれしい思いもあったんですけど、もっと上を目指したくなっている。早く自己ベストを狙える状態に持っていきたい」と思いも高まる。26日のフリーへ、「集中したいです」と誓った。

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