休場の照ノ富士「まだ四股が踏めない」「まずはリハビリを」師匠の伊勢ケ浜親方明かす
大相撲の横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)が九州場所(13日初日、福岡国際センター)を休場することが11日、決まった。休場は2場所連続14度目で、横綱昇進後では3度目。
照ノ富士は古傷を抱える膝が秋場所で悪化。「両変形性膝関節症、右膝骨挫傷」と診断されて途中休場し、10月18日に両膝を手術していた。
報道陣の取材に応じた師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「まだ四股が踏めない。間に合わないですね。四股を踏めない者に対して、相撲をとれということは言えないですから」と説明。長期休場の可能性については「それは分からない」とし「今やれることをやるしかない。まずはリハビリをしっかりやるということ。そして動かせるようになったら、徐々に下半身を動かしていくということ」と慎重に回復を図る方針を示した。