かなだいペアが国際大会初V 高橋大輔アイスダンス転向後3季目で待望タイトル

 「フィギュアスケート・デニステンメモリアル」(28日、アルマトイ)

 リズムダンス(RD)首位で昨季世界選手権代表の村元哉中(29)、高橋大輔(36)組=関大KFSC=がフリーダンス(FD)で108・74点、合計188・30点で優勝した。同ペアにとって、国際スケート連盟(ISU)公認の国際大会初優勝、また高橋にとってはアイスダンス転向3季目にして、初のタイトルとなった。

 RDで自己ベストとなる79・56点をマークしたかなだいペアは、フリーでも「オペラ座の怪人」を情感タップリに演じた。安定感のあるリフトと、息の合ったツイズルなど、高橋がシングル時代に演じた思い入れのある演目を完遂。前週のGPスケートアメリカからの強行軍となったが、上々のパフォーマンスを披露。キス&クライでは笑顔もみせた。

 これまで21年のレイバー・デイ・インビテーショナル(ISU非公認大会)での優勝はあったが、公認大会では21年11月のワルシャワ杯、今年1月の四大陸選手権での2位が最高だった。シングルで世界選手権、GPファイナルなど数々のタイトルをとってきた36歳の高橋だが、アイスダンスで新たな勲章を手にした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス