NBA開幕 八村塁は19日初戦 来季大型契約へ重要シーズンに挑む

 NBAは18日に開幕して2試合が行われ、2連覇を狙うウォリアーズがレーカーズに123-109で快勝し、白星発進した。カリーが33得点の活躍だった。セルティックスはセブンティシクサーズに126-117で勝った。日本選手の所属チームは19日(日本時間20日)がシーズン初戦。八村塁(24)のウィザーズは敵地でペーサーズと顔を合わせ、渡辺雄太(28)のネッツはホームにペリカンズを迎える。

 NBAウィザーズの八村塁はリーグで規定された新人契約最終年を迎えた。来季以降に大型契約を結べるかどうかを左右する、重要なシーズンとなる。

 今夏はプロ入り後初めてオフにしっかりと休めた。並行してトレーニングも積み「自分自身に集中できた」と充実感を漂わせてキャンプ入りすると、エースのビールが「塁はチームの中心となり、目覚ましいシーズンを送ると思う」と話すほど絶好調。オープン戦全4試合で2桁得点し、最後のニックス戦ではチーム最多の20得点、8リバウンドと存在感を示した。

 キャンプ前にはスポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のロビンズ記者が4人のスカウトに八村の評価を取材。攻撃面の力量を認められた一方、守備面に課題があり「強豪で先発になるとは思わない」との厳しい見解も紹介した。ただ、故障などで出場試合数が少なく、まだ伸び代があるとの見方もある。同記者自身は「守備をもっと意識し、向上させれば見込みはある」とみている。

 八村は「契約のことは気にしていない。チームの勝ちに貢献し、プレーオフ進出を目標にやっていく。そうすれば全てのことはついてくる。攻守においてアグレッシブになる」ときっぱり。ドラフト同期では、モラント(グリズリーズ)やプール(ウォリアーズ)が巨額の契約延長を果たしたと報じられている。日本のエースも負けじと飛躍できるか。

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