本田真凜がフリー進出 黒のドレス風衣装で充実演技「久々に試合が楽しみ」

 「フィギュアスケート・東京選手権」(30日、ダイドードリンコアイスアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、先月18日に五輪2大会連続メダリストの宇野昌磨との交際を公表した16年世界ジュニア女王の本田真凜(21)=JAL=は、今季初戦に臨み、50・53点で7位につけ、2日のフリーに進出した。妹で女優の本田望結(18)=プリンスホテル=は30・96点で35位に終わり、フリー進出を逃した。今大会は12月の全日本選手権(大阪)の予選を兼ねており、上位21人が11月東日本選手権(群馬)に進む。

 充実ぶりが表情にもにじんでいた。

 黒のきらびやかなドレス風の衣装をまとい、映画「Mr.&Mrs.スミス」の「アサシンズタンゴ」で臨んだ真凜。冒頭の3回転サルコーこそ着氷が乱れたが、近年SPに入れることがなかった3回転フリップからの連続ジャンプ、最後のダブルアクセルはしっかりとまとめ、演技後には笑みも浮かんだ。

 やや回転が足りないジャンプが続いたが、「練習はこの2、3年の中で一番できている。フリーもミスのない演技をしたい。あとは試合で自分がやってきたことを信じてだせるかどうか。久々に試合が楽しみな状態。去年とは比べものにならないぐらい、いい状態。楽しみにしてもらえれば」と、うなずいた。

 9月18日に宇野昌磨との交際を双方が認め、公になってから初の大会。「ご存じの方もいたかと思いますが、自分たちから発表するまで見守ってくださってありがとうございますと言いたいです。あはは」と、笑顔で順調ぶりをにじませた。

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