ラグビー日本代表 松島幸太朗「勢いある」若手に刺激「自分にとっても脅威」

 宮崎合宿を行っているラグビー日本代表のWTB松島幸太朗(東京SG)が22日、練習後にオンライン取材に応じ「勢いがある若い選手が多いのですごく刺激にもなる。自分も負けていられない」と語った。

 今季の合宿では20代前半のバックスも多く招集された。夏の代表活動には負傷の影響もあり、不参加だった松島は「若返った」とチームの変化を実感。特に同じバックスリーでは若手の根塚洸雅(東京ベイ)、メイン平(BR東京)らと今回初めて練習を重ねた。

 松島は「まだ3週目なので完璧に合うかと言ったら、そこは完璧にはできない」と連携面ではまだ時間が必要だが「2人ともアタック力は日本代表の練習のレベルでもラインブレークしていますし、自分にとっても脅威でもある」と競争意識は高まっている。

 2シーズンを過ごしたフランス1部のクレルモンを退団し、今夏東京SGに復帰した松島。負傷を抱え実戦からは遠ざかっていたこともあり、現在の状態は「70、80%くらい」。それでも「いつでも出られる心の準備はできている」と出場に意欲を燃やし、「この秋の連戦で海外のフィジカルに耐えられるように体を作っていきたい」と力を込めた。

 今後の予定は10月に日本代表の強化を目的としたセカンドシニアチーム「ジャパン・フィフティーン」がオーストラリア代表のセカンドシニア代表チームとなるオーストラリアA代表と強化試合(非テストマッチ)3連戦を行う。その後、主力の日本代表はテストマッチとしてニュージーランド戦(10月29日・国立)、欧州遠征でイングランド戦(11月12日・ロンドン)、フランス戦(11月20日・トゥールーズ)を控えている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス