宇良が20年ぶりの珍手!伝え反りで3勝目 宝富士を破る 場内どよめき実況「これは驚き」

 宝富士(奥)を伝え反りで破った宇良(撮影・佐藤厚)
 宝富士(左)を伝え反りで破った宇良(撮影・棚橋慶太)
 宝富士(奥)を伝え反りで破った宇良(撮影・佐藤厚)
3枚

 「大相撲秋場所・4日目」(14日、両国国技館)

 前頭三枚目宇良(木瀬)が同五枚目宝富士(伊勢ケ浜)と対戦。幕内では20年ぶりの珍手、伝え反りで3勝目を挙げた。

 土俵中央で宝富士の脇の下に頭を入れると、くぐり抜けながら自分の体を後ろに反らせるようにし、その圧力で宝富士を倒した。

 業師・宇良の本領を発揮し、場内もどよめき、NHKの実況も「これは驚きました」と感嘆。幕内では02年の秋場所3日目、当時大関の朝青龍が貴ノ浪に決めて以来、20年ぶりとなった。

 宇良は朝青龍以来の決まり手と聞き、「それはうれしいですね。もう次元が違うので。小さい頃から見て、元気をもらってたので嬉しいですね」と笑顔。「明日も元気な相撲を取れるように頑張りたい」とうなずいた。

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