青学大・近藤 日本インカレ連覇で駅伝に弾み「(箱根を)エースとして走れるように」

男子5000メートルで2連覇を達成した近藤幸太郎
男子5000メートルで優勝し、表彰式で笑顔を見せる近藤幸太郎=たけびしスタジアム京都
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 「陸上・日本学生対校選手権」(11日、たけびしスタジアム京都)

 男子5000メートル決勝は、今年の箱根駅伝でエース区間の2区を務め、青学大の総合優勝に貢献した近藤幸太郞(青学大)が13分50秒37で2連覇を果たした。同400メートル障害決勝で東京五輪代表の黒川和樹(21)=法大=は55秒41で7位に沈んだ。同3000メートル障害東京五輪7位入賞の三浦龍司(順大)は5000メートルを棄権した。

 復活の走りで優勝をもぎ取った。近藤は「2000メートルから余裕だった。(優勝を)狙っていました」と、留学生も置き去りにして2連覇を達成。青学大エースとしての貫禄を示し、笑顔だった。

 今年の箱根駅伝で2区を好走。4年生になった今春からも活躍が期待されていたが、箱根駅伝後の1月末から3月まで左足かかとの疲労骨折に苦しみ、5月から7月までは左足のアキレス腱(けん)を痛めていた。

 けがの後は、「去年の自分に追いつくこと」を目標に掲げてきたという。復活を2連覇で証明し、「自信になりました」と確かな手応えを得た。

 今後は駅伝シーズンが控える。近藤は「(大学三大駅伝は)3つとも勝つつもりですし、箱根駅伝はもう一度新記録を出して優勝するのがチームの目標。自分がエースとして走れるように頑張りたい」と頼もしく誓った。

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