ロコ・ソラーレが今季初V!フォルティウスを7-2で圧倒 藤沢五月「試合ごとに調子上がった」
「カーリング・アドヴィックス・カップ」(11日、アドヴィックス常呂カーリングホール)
女子決勝が行われ、北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレがフォルティウスに7-2で勝利し、今季初優勝を果たした。ロコ・ソラーレは前週、今季初戦のアルゴグラフィクッス・カップの準決勝で大学選抜に敗れ、3位となっていた。
強豪チームに最後まで流れを渡さなかった。第1エンドは不利な先攻のロコ・ソラーレが1点をスチールすると、第2エンドでも2点をスチール。後攻で迎えた第4エンドではスキップの藤沢五月が難しい最終投を決めて、2点を獲得し、前半から5-1と大きく突き放した。
フォルティウスは昨年、北京五輪代表を目指す日本代表決定戦で最後まで争ったライバル。その相手に圧倒し、藤沢は「先週よりもいい試合ができた。よくなってきた結果が優勝」と手応えを示した。今季2戦目で結果を残したことで、「試合をやるごとに調子が上がって、いいシーズンスタートになった」とうなずいた。
今後はカナダ遠征に行き、パンコンチネンタル選手権(10月30日開幕、カナダ・カルガリー)に備える。藤沢は「まずはそこにピーキングを合わせて戦えるように、今月からカナダで切磋琢磨(せっさたくま)して頑張りたい」と意気込んだ。





