入江聖奈 東京農工大大学院に合格 11月に現役最後の試合を予定
昨年の東京五輪のボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈(21)=日体大=が2日、東京農工大大学院に合格したことが明らかになった。大好きなカエルとそれを取り巻く環境の研究を希望し、大学卒業とともに競技を引退する意向を示している。
大学では体育学部に在籍。専門外の分野の受験を決めてからは、競技活動とともに一日4時間ほどを勉強時間に充て、専門書を読みあさった。合格を受けて「不安だったが本当にうれしい。好きなヒキガエルの生態について調べていきたい。一生懸命学んで、発信もしていきたい」と入江。11月の全日本選手権(東京)が現役最後の試合となる予定で、その後は研究者を目指してまい進する。