高橋沙也加 「開き直れた」復帰戦で逆転星 リオ五輪金の姉・礼華さんからの激励を力に
「バドミントン・世界選手権」(23日、東京体育館)
各種目の1、2回戦が行われ、女子シングルス2回戦で、高橋沙也加(30)=BIPROGY=は金佳恩(韓国)に逆転勝ちした。2連覇を狙う世界ランク1位の山口茜(25)=再春館製薬所=は同24位のグレゴリアマリスカ・トゥンジュン(インドネシア)にストレート勝ち。高橋と山口が3回戦で対戦する。
高橋は空調の風に対応できず、第1ゲームを落としたが、「逆に開き直れた」と第2、3ゲームを連取した。「相手も疲れてきたのでラッキーだった部分もあるが、ミスを恐れずできて良かった」と振り返った。
6月のインドネシアオープンでは、右ふくらはぎを肉離れして途中棄権。復帰戦で不安があった中で、2016年リオデジャネイロ五輪女子ダブルスで金メダルを獲得した“タカマツペア”の1人、姉・礼華さんから連絡が届いた。「自分らしく、自分の力が出せれば大丈夫だよ」。この日の会場にも応援にきてくれており、声援を力に変えた。
昨夏の東京五輪出場を逃した後は、引退も考えたが、初の日本開催となる今大会を原動力に現役続行。24年パリ五輪は「見えていない」と割り切り、「最後の世界選手権になるかもしれない」と、30歳のベテランは引退も示唆した。
3回戦の相手は山口。「自分のプレーを見ていただきたい気持ちが強い。勝ち負けもこだわりながら、楽しくプレーできたらいいな」と話した。
◆高橋 沙也加(たかはし・さやか)1992年7月29日、30歳。奈良県橿原市。高岡西高3年時にインターハイ女子シングルスで優勝。15年10月に右ひざを負傷し、16年以降は日本代表のB代表で活動。19年にA代表へ復帰した。21年フランスオープン準優勝。BIPROGY所属。169センチ。姉は16年リオデジャネイロ五輪女子ダブルス金メダルの礼華さん。
