バド桃田賢斗 3年ぶり王者へ「ベスト出す」 初の日本開催で完全復活示す!
「バドミントン・世界選手権」(22日、東京体育館)
初の日本開催となるバドミントンの世界選手権は、22日に東京体育館で開幕する。男子シングルスで2018、19年大会覇者の桃田賢斗(27)=NTT東日本=は21日、3年ぶりの王座奪還へ「自分にフォーカスしてベストを出す。相手にとらわれないようにしていきたい」と意気込みを語った。
19年は国際大会11勝と無類の強さを誇ったが、20年に交通事故に巻き込まれ、それ以降は東京五輪1次リーグ敗退など国際大会で不本意な結果が続いている。「(自信は)少しずつ。練習の中の感覚は悪くないが、まだ不安の方が大きい。やってきた練習をコートの中で出せたら」と覚悟をにじませた。
前日練習では、ほかの選手とラリーを行い調整。22日の初戦はメキシコ選手と対戦する。「今回は余裕がない。相手どうこうより、まずは自分」と、トーナメント表はあえて見ていない。「応援、声援を感じながら楽しくプレーできたらいいかな」。日本のエースが完全復活を目指す。





