御嶽海、3大関の申し合い稽古で復調アピール「盛り上げたいのが一番」

 栃ノ心(右から3人目)を相手にぶつかり稽古をする御嶽海(右端)
 貴景勝(左)と申し合いをする御嶽海
 正代と申し合いをする御嶽海(右)
3枚

 大相撲の夏巡業が7日、さいたま市で行われ、名古屋場所を途中休場した大関御嶽海(出羽海)は、3大関による申し合い稽古で復調をアピールした。

 12番とって6勝6敗で、貴景勝と3勝5敗、正代とは3勝1敗。「意外と体が重くて、ちょっとビックリした」と振り返ったが、肩を痛めていた右でおっつける場面もあった。大関陣での稽古は、この日の朝に3人で相談。「盛り上げたいのが一番だし、みんなケガしているわけじゃなかったので。ちょっと体に触れておきたいというのもあったと思う」と意図を説明した。

 自身初のかど番で臨んだ名古屋場所は、2勝4敗のピンチから、新型コロナ感染者が部屋で確認されて休場。自身も陽性判定を受けた。無症状だったこともあり「残念な思い。ここからまくろうと思っていたので」と心境を明かしつつも「仕方ないこと。来場所に向けて、気持ちを整える場所になった」と前向きに切り替えた。

 新型コロナ関連の休場のため、秋場所も番付は大関に据え置かれるとみられる。休場中は、あえて相撲中継は見ずに過ごしたという御嶽海。「来場所も大関としてしっかり仕事を果たして、10番以上勝てるように頑張っていきたい」と巻き返しを誓っていた。

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