コロナ休場続出で異例の両者不戦敗 三段目と幕下の2番 8部屋134力士が休場 関取は11人

 「大相撲名古屋場所・12日目」(21日、ドルフィンズアリーナ)

 新型コロナウイルス感染による休場者が続出した影響で、両者不戦敗となる異例の取組が発生した。

 三段目の琴ノ藤(佐渡ケ獄)-小原(浅香山)、幕下の魁郷(浅香山)-琴大樹(佐渡ケ獄)の2番。場内には「両者休場のため、両者不戦敗となります」とアナウンスされた。佐渡ケ獄部屋は20日、浅香山部屋はこの日、それぞれ新型コロナ感染者が部屋で確認されたため、所属力士らが休場となった。

 今場所のコロナ関連による途中休場は、出羽海、鳴戸、放駒、武蔵川、佐渡ケ獄、玉ノ井、浅香山の7部屋。場所前の感染判明で全休した田子ノ浦部屋も含めれば、コロナ関連で休場した8部屋の所属力士は134人、関取は11人を数える。

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