競泳元代表の松田丈志氏、JOC理事に就任「選手サポートが役目」キャリア支援に意欲
日本オリンピック委員会(JOC)は23日、都内で評議員会を開き、新理事として競泳元日本代表の松田丈志氏(38)を選任した。松田氏はJOCのアスリート委員で、近く委員長になる見通し。選手の現役引退後のキャリア支援などを課題として挙げ、「アスリートの代表(という立場の理事)なので、引退した選手も含めたサポートが大きな役目」と抱負を語った。
松田氏は2008年北京、12年ロンドン、16年リオデジャネイロ五輪と3大会連続でメダルを獲得。16年9月に引退後、コメンテーターなどで活躍する傍ら、日本サーフィン連盟の理事や、JOCのアスリート委員などを務めている。
また、フェンシングの五輪メダリストで国際オリンピック委員会(IOC)委員の太田雄貴氏(36)もJOC理事に就任した。