東大生力士・須山 新弟子検査から8キロ増量に成功 力士の生活に「慣れてきました」
東大から初の力士となった須山(木瀬)が22日、新弟子検査を受検した4月から8キロの増量に成功し、体重が112キロになったことを明かした。
部屋での集団生活にも「慣れてきました」と明るい表情。掃除などの雑用もこなしつつ、まずは体作りに励んでいる。稽古やトレーニングに加え「おかずを多めに食べて、たんぱく質をとるようには心掛けている。食べた後に昼寝をしたり」。生活スタイルの変化もあって下半身や腹回りが大きくなり、少しずつ力士らしい体形になってきた。
大学には本場所のない期間にゼミのみ週1度の登校。二足のわらじは「大変は大変ですけど、気分転換になっているのはあるかも」という。夏場所では前相撲3連勝で新所出世一番乗り。名古屋場所(7月10日初日、ドルフィンズアリーナ)では番付に名前が載り、序ノ口でデビューする。「前相撲と変わらない気持ちで、一番一番勝つためにやっていきたい」と意気込んだ。