伊藤美誠 1年3カ月ぶり国際ツアーV 決勝で平野美宇を撃破
「卓球・WTTコンテンダー」(19日、ザグレブ)
女子シングルス決勝が行われ、世界ランク6位で東京五輪銅メダルの伊藤美誠(21)=スターツ=が、同45位の平野美宇(22)=木下グループ=との日本人対決を4-2で制し、優勝した。伊藤のワールドツアー制覇は21年3月のスターコンテンダー・ドーハ大会以来、1年3カ月ぶり。今大会は早田ひな(日本生命)とのペアで制した女子ダブルスに続き、2冠に輝いた。
頂上決戦で実現した“みうみま”対決。白熱したラリーも続くなど好プレーの応酬となったが、伊藤に軍配が上がった。
今大会、伊藤は初戦でイエーガー(クロアチア)、2回戦でシェルベリ(スウェーデン)を撃破。準々決勝は世界ランク29位の鄭怡静(台湾)、準決勝は同8位のハン・イン(ドイツ)と強敵も攻略した。
自身にとっては今年3月のシンガポール・スマッシュ以来となった国際大会で、しっかり存在感を示した。