琴ノ若 親子3代“ハイブリッド”目指す「いいところ生かして新たな形できれば」

 「大相撲名古屋場所」(7月10日初日、ドルフィンズアリーナ)

 大相撲の幕内琴ノ若(24)=佐渡ケ獄=が15日、千葉県松戸市の部屋で稽古を行った。出稽古に来た幕内高安との三番稽古を含め、26番で11勝15敗。「いい稽古ができた」と充実感を漂わせた。

 現在のテーマは攻める相撲。馬力を身に付けるため、先代師匠の祖父・元横綱琴桜の映像を何度も見て研究し、父で師匠の佐渡ケ獄親方(元関脇琴ノ若)の技術も参考にしているという。「2人のいいところを生かして、また新たな形ができれば」と親子3代の“ハイブリッド”を目指す。

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