日本記録保持者・北口榛花が3度目Vも世陸参加標準には届かず「足りなかった」 女子やり投げ

 表彰式でメダルを披露する(左から)上田百寧、北口榛花、武本紗栄(撮影・北村雅宏)
 女子やり投げ決勝、やりを投げる北口榛花(撮影・北村雅宏)
2枚

 「陸上・日本選手権」(11日、ヤンマースタジアム長居)

 世界選手権(7月、米オレゴン州)の代表選考会を兼ねて行われ、女子やり投げの日本記録保持者で東京五輪代表の北口榛花(24)=JAL=が3投目に62メートル25を投げ、2年連続3度目の優勝。世界選手権の参加標準記録(64メートル00)は突破できず、代表内定は持ち越しとなった。

 「(自身の)大会記録(63メートル68)を更新しようと思っていたが、結果は足りなかった」と北口。3投目まで60メートルを超えず「4投目以降も投げ出しがあっちこっちにいってしまった」と記録を伸ばせなかった。

 ただ、ポイントランキングでの世界選手権出場は視野に入る。今大会後は拠点のチェコへ戻って大会に出場するとともに「ダイヤモンドリーグのパリ大会に出られるとコーチから聞いている」と、世界最高峰リーグへの初出場も予定しているという。

 今大会前は「日本選手権とダイヤモンドリーグの緊張が両方きて心臓が持たなかった」と苦笑い。24年パリ五輪へ向けて、まず本場の舞台を経験する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス