高梨沙羅「声援のおかげで最後まで戦えた」 苦難のシーズンも優秀選手賞を受賞

 授賞式にビデオ出演した高梨沙羅(撮影・高石航平)
 授賞式に出席した(1列目左から)中村安寿、栗山未来、冨田せな、葛西優奈、葛西春香、川村あんり、(2列目左から)渡部暁斗、鈴木沙織、三木つばき、村瀬心椛、近藤心音、小山陽平、(3列目左から)高原宜希、馬場直人、須貝龍、小林陵侑、国武大晃、武田竜、堀島行真(撮影・高石航平)
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 全日本スキー連盟は10日、2021-22シーズンの大会で優秀な成績を収めた選手を表彰する「SNOW AWARD」を都内で開催した。

 スキージャンプ女子の高梨沙羅(25)=クラレ=は、優秀選手賞を受賞。表彰式は欠席したが、VTRでコメントを寄せ「優秀選手賞をいただき、ありがとうございました。今シーズンは思うような結果を残すことができませんでしたが、皆さんの声援のおかげで最後まで戦うことができました。ありがとうございました」と感謝を込めた。

 今季、悲願の金メダル獲得を目指した2月の北京五輪では個人戦で4位。混合団体では、スーツ規定違反による不可解な失格もあり、悔しい結果となった。

 北京五輪後、団体戦でメダルを逃した責任から進退を検討することを示唆したが、W杯には出場。五輪後に2勝し、今季3勝をあげるなど総合5位でシーズンを終えていた。

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