山田千遥 予選1位も有終飾れず 朝日生命ラスト「反省もある」

 「体操・全日本個人総合選手権」(23日、東京体育館)

 女子決勝が行われ、予選3位で3月の全国高校選抜大会覇者の笠原有彩(17)=レジックスポーツ=が106・230点で初優勝した。宮田笙子(17)=鯖江スクール=が105・497点で2位となり、同1位の山田千遥(19)=朝日生命ク=は105・330点が3位。今大会は代表5人の世界選手権(10~11月、英リバプール)などの選考会を兼ね、女子は全日本の得点が持ち点となる5月のNHK杯で上位3人が選ばれ、6月の全日本種目別選手権の結果も踏まえて残り2人を決定する。

 予選1位だった山田は、平均台での尻もちや落下がミスが響き3位に終わった。大会直前に、所属する朝日生命が今年度限りでの事業撤退を発表。「正直驚きはあった」と動揺もあった。「恩返しのためにやるべきことをやろうと思っていた。表彰台に乗れたことは喜びたいが、平均台のミスは反省もある」と奮闘したが、朝日生命史上10人目の女王誕生はならなかった。

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