ロシアのプーチン大統領が主催した集会に参加した東京五輪競泳2冠のエフゲニー・リロフ(ロシア)が水着メーカーの英スピード社から契約を解除されたと22日、米CNNテレビ(電子版)が伝えた。スピード社は「ウクライナで起きている争いを強く非難し、影響を受けた人々と連帯する」との声明を出した。
ロシアのメディアによると、東京五輪で100メートルと200メートルの男子背泳ぎを制した25歳のリロフは、モスクワで18日に行われた集会に他のトップ選手と共に参加。報道によると、ロシアで勝利を意味するとされる「Z」マークを衣服に付けていた。国際水泳連盟が調査に乗り出している。