空手男子の荒賀が引退 東京五輪組手銅メダル

 東京五輪の空手男子組手75キロ超級で銅メダルを獲得した荒賀龍太郎(荒賀道場)が14日、自身のインスタグラムで現役引退を発表した。東京五輪では目標の金メダルに届かなかったが、日本の組手勢でただ一人表彰台を確保。「自分がやってきた事は間違いではなかったのだと、肩の荷が下りた瞬間でした。私の現役生活は本当に幸せでした」と思いをつづった。

 京都府出身の荒賀は両親が運営する道場で競技を始めた。2009年には史上最年少の19歳で全日本選手権を初制覇し、16年には世界選手権で頂点に立った。「次は指導者としてこれからも空手界の普及、発展に貢献していきたい」と書き込んだ。

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